先日、モバイルSuicaの登録をしました。
そのため、今まで使用していたカード形式のSuicaとPASMOが必要なくなり、払いもどしをしたので、その方法を紹介します。
※ 本記事では解約・退会・払戻を「カードを引き渡し、残額を受け取る」ことと解釈し、「払いもどし」という言葉で表現しています。
Suica・PASMOの払いもどし
SuicaとPASMO、払いもどしの方法や仕組みは同じです。
駅の窓口で必要書類を記入することで、特定の計算に従った残高を払いもどしすることができます。
払いもどし額の計算
Suica・PASMOともに、「定期券」と「記名式・無記名式」のカードに分けられ、それぞれの計算式に沿って払いもどしされます。
Suica・PASMOの計算式、手数料、デポジットなどは、2022年9月現在同一となっています。
定期券
定期券払いもどし額 + チャージ残額 - 手数料(220円) + デポジット(500円) = 払いもどし額
※ 定期券の有効期限を過ぎている場合は、「記名式」カードと同様の扱いとなります。
記名式・無記名式
チャージ残額 - 手数料(220円) + デポジット(500円) = 払いもどし金額
※ チャージ残額が220円以下の場合は、チャージ残額全額を手数料として支払い、デポジットのみの払いもどしとなります。
払いもどしの流れ
0.事前準備
窓口での払いもどしの際に公的証明書等*1が必要なので用意してください。
※ 無記名式のカードの場合は不要です。
当たり前ですが、不要になったSuica・PASMOカードも忘れずに用意してください。
また、チャージ残額が220円以下の場合デポジットのみの払いもどしとなるので、残額を使い切った方がお得になります。
気になる方は使い切っておきましょう。
1.窓口に赴く
Suicaの場合は、Suicaエリア内のJR東日本のみどりの窓口、PASMOの場合は、PASMOエリアの駅やバス窓口に行きます。
窓口で払いもどしたい旨を話し、不要になったカードと必要に合わせて公的証明書等を呈示します。
2.必要書類の記入
払いもどしに必要な書類に記入します。
記述した内容は記憶が不鮮明なのですが、氏名や生年月日など基本的な内容だったかと思います。
3.残額の払いもどし
払いもどし額の計算に沿って残額が払いもどされます。
事前準備の項目でも説明しましたが、チャージ残高が少ない方は使い切った方がお得になりますので、気になる方は使い切っておきましょう。
まとめ
Suica・PASMOの払いもどしについて紹介しました。
特に注意していただきたいのは、チャージ残高が220円以下のとき、デポジットのみの払いもどしとなる点です。
私事ですが、実際に払いもどし手続きをしている際、残額が200円程度残っており、窓口の方が「使い切った方がお得になる」ということを親切に教えてくれ、飲み物などを購入した後に再度手続きをさせてくれました。
マニュアルとしてあるのか分かりませんが、事前に使い切っておくのが良さそうです。
合わせて読みたい
*1:運転免許証・旅券(パスポート)・身体障害者手帳・知的障害者療育手帳・精神障害者手帳(手帳付)・健康保険証・在留カードまたは特別永住者証明書・学生証(写真付)・社員証(写真付)・個人番号カード・住民基本台帳カード(写真付)・運転経歴証明書など